バッハの自筆譜
恐らくヴァイオリンを演奏する人達にとって、究極の目標となる「バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(BWV1001-1006)」の自筆譜が届きました。と言っても、もちろん本物が届いたわけではなく、ベルリンの国立図書館に所蔵されている自筆譜のファクシミリ版を製本したものです。
毎月定期購読している古楽の情報誌「アントレ」の最後の方のページに、「BIBLIOPOLY」というところが「デジタルファクシミリ出版と複写物入手サービス」という広告をいつも載せているのです。そこに、
自筆譜として比類無い美しさを有することでも有名な、J. S. Bachの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(ベルリン国立図書館所蔵)の版権を取得。世界で初めてのデジタルファクシミリ版の販売を開始します。CD-ROM版と冊子体(Comb Ring製本)のセットでご提供致します。
と書かれていて、少し前から気になっていて、先週申し込んでいました。仕事から帰ってきたら、ポストに大きな封筒が入っていました。早速中身を開けてみると、自筆譜のファクシミリ版を綺麗に製本したものと、CD-ROMが入っていました。
これがその表紙です。これがバッハの自筆かと思うと感動がありました。
これは有名なパルティータ2番の中の「シャコンヌ」の冒頭のところ。う〜ん、絶句。
嬉しいのは、冊子体だけでなくCD-ROMにその自筆譜をPDFファイルにしたものが入っているということ。いつでも打ち出しをして見ることができます。嬉しくて、一部をパソコンのデスクトップに貼付けるように加工してみました。仕事をしながら、いつもバッハの自筆譜を眺めることができるって幸せですね。
これで12000円ってあまりにもお安いです。まあこういうものは値段の問題ではないですね。いわば人間の創造した芸術作品であって、ここまでくると歴史的遺産だと思います。色んなところが「世界遺産」に登録されていますが、こうしたものも世界遺産にして欲しいものだと思います。
それにしても今日は嬉しいプレゼントが届いたな・・・。時間がなくて実際に曲を聴くことができませんでしたが、後日ゆっくりと聴いてみたいと思います。楽しみが一つ増えたな・・・

