バロック音楽の名曲
「バロック音楽の名曲」(皆川達夫:監修、宮崎晴代:著、ナツメ社)
先日ちょっと面白い本が発売になったので、今回はそれを紹介する。タイトルの通り、バロック時代の名曲を紹介している本である。イタリア、フランス、イギリス、ドイツで活躍した作曲家の生い立ちや彼らの名曲が、エピソード、ふんだんな図などと共に紹介されている。
このブログでもCDや楽器などを紹介しているが、実は文章だけでその曲のよさ、素晴らしさを伝えるのは難しい。この本の特徴は、ふんだんに図や絵を使っていることである。一人の作曲家の曲の構成を図式で紹介しており、実にわかりやすい。
「名曲」を紹介しているだけではなく、その時代に使われていた楽器「古楽器」、用語、時代背景などが簡潔であるがとてもわかりやすく書かれており、とてもためになる。ここでも図がたくさん使われているので、文章で読むだけではわかりにくいことが、目から情報として入ってくるので、よく理解できる。例えば、「フーガ」という用語も普段馴染みのある言葉であるし、普通に使っているが、人に説明しようとすると中々難しい。しかしこの本では、図を効果的に使うことで、フーガとはどういうものであるか、バッハがいかにフーガを効果的に使うことができたのか、ということまでもわかるようになっている。バロック初心者用の本であると思っていたが、読んでみて実によくできていると感心してしまった。
なお、CDが2枚添付されており、本で紹介されている曲の一部を聴くことができる


私もTower Recordsのサイトで、61枚組、5,790円というのでびっくりしましたが、内容を見ると玉石混淆で、持っているものもあり、いくら安くてもこれは・・・と思いました。どうしてこんなに安い組み物が次々出るのでしょうね?やはりCDは売れてないのでしょうか?本来は優れた演奏のCDを単品で息長く出してほしいのですが・・・。
コメント時刻: 2008年07月20日 11:12