BWV16 主なる神よ、汝をわれらは讃えまつらん
「バッハ:カンタータ全集第1巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト、TELDEC、WPCS-10901/6)
用途:新年
初演:1726年1月1日、ライプツィヒ(再演:1731年1月1日、1749年1月1日)
書簡章句:ガラテヤ信徒への手紙3、23〜29
福音書章句:ルカによる福音書2、21
歌詞:レームス1711。第1曲;「テ・デウム」のルターによるドイツ語訳(1529年)冒頭4行(定旋律=BWV328。第6曲;P. エーバーのコラール「われとともに神の慈しみを讃えよ」(1580年頃)第6節(定旋律=W. フィグールス「20の美しく短いクリスマス小歌曲集」
編成:アルト、テノール、バス、合唱;ホルン、オーボエ2、オーボエ・ダ・カッチャ、弦合奏、通奏低音
基本資料:自筆総譜、オリジナル・パート譜
第1曲:コラール合唱(ホルン、オーボエ2、通奏低音、イ短調、4/4)
第2曲:レチタティーヴォ(バス、通奏低音)
第3曲:アリアと合唱(バス、ホルン、オーボエ2、通奏低音、ハ長調、4/4)
第4曲:レチタティーヴォ(アルト、通奏低音)
第5曲:アリア(テノール、ヴィオラまたはオーボエ・ダ・カッチャ、通奏低音、ヘ長調、3/4)
第6曲:コラール(合唱、ホルン、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、イ短調、4/4)
基本テキスト;
書簡章句:ガラテヤ信徒への手紙3、23〜29
3:23 信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。 3:24 こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。 3:25 しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。 3:26 あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。 3:27 洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。 3:28 そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。 3:29 あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
福音書章句:ルカによる福音書2、21
2:21 八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。
このカンタータですが、
ダルムシュタットの宮廷詩人、G. Ch. レームスの台本による一連のカンタータのひとつ。冒頭にラテン語の賛美踊「テ・デウム」のルター訳が置かれているため、「ドイツ語テ・デウム」の趣がある。内容は、新しい年を迎えて神に感謝し、平安を祈るもの。末尾のコラールは原詩になく、おそらくバッハによる補いと考えられる。
「バッハ事典(東京書籍)」。
とされています。
5曲目のアリアですが、初演時はオーボエ・ダ・カッチャでしたが、再演時にはヴィオラもしくは高音域のガンバに置き換えれています
演奏:
アルト:ポール・エスウッド
テノール:クルト・エクヴィルツ
バス:マックス・ファン・エグムント
合唱:テルツ少年合唱団(合唱指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン)ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団(合唱指揮:デイヴィッド・ウィルコック)
レオンハルト合奏団
指揮:グスタフ・レオンハルト
録音:1970−1971年

