BWV29 われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す
「バッハ:カンタータ全集第2巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト、TELDEC、WPCS-10907/12)
用途:市参事会員交代式
初演:1731年8月27日、ライプツィヒ(再演:1739年8月31日、1749年8月25日)
歌詞:作者不詳。第2曲;詩篇72、2。第8曲;「いざ、わが魂よ、主を頌めまつれ」(1530年)第5節(定旋律=BWV389)。
編成:ソプラノ、アルト、テノール、バス、合唱;トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、オルガン、弦合奏、通奏低音
基本資料:自筆総譜、オリジナル・パート譜
構成:
第1曲:シンフォニア(トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、オルガン、弦合奏、通奏低音、プレスト、ニ長調、3/4)
第2曲:合唱(トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、オルガン、弦合奏、通奏低音、プレスト、ニ長調、2/2)
第3曲:アリア(テノール、ヴァイオリン・ソロ、通奏低音、イ長調、2/2)
第4曲:レチタティーヴォ(バス、通奏低音)
第5曲:アリア(ソプラノ、オーボエ、弦合奏、通奏低音、ロ短調、6/8)
第6曲:レチタティーヴォ(アルト)と合唱(通奏低音)
第7曲:アリア(アルト、オルガン、通奏低音、アレグロ、ニ長調、2/2)
第8曲:コラール(合唱、(トランペット3、ティンパニ、オーボエ2、オルガン、弦合奏、通奏低音、ニ長調、3/4)
ライプツィヒ市への神の庇護に対する讃美と祈りを歌う、市参事会員交代式用のカンタータ。はじめの2曲の音楽が、とくに広く知られている。独奏オルガンを用いたカンタータ(1726年以降)としては、これが最後のもの。この曲は1739年と49年にも上演されたが、後者はおそらく、バッハが自ら指揮した最後のカンタータ上演であった。
バッハ事典(東京書籍)
独奏オルガンが印象的なカンタータ。トランペット3本、オルガンが入っているため、かなり華やかです。第1曲はBWV1006(無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータの、パルティータ第3番第1楽章)の改作、第2曲がBWV232、ミサ曲ロ短調(第7、27曲)へ転用されています。
演奏:
ソプラノ:ウィーン少年合唱団員
アルト:ポール・エスウッド
テノール:クルト・エクヴィルツ
バス:マックス・ファン・エグムント
合唱:ウィーン少年合唱団・ウィーン合唱隊
合唱指揮:ハンス・ギレスベルガー
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
録音:1971−1972年

