Time Table
カテゴリー
最近のエントリー
最近のコメント
なんとか別リスト
Tag cloud

« BWV288 古き年は過ぎ去りぬ | メイン | BWV248 クリスマス・オラトリオ »

BWV243a マニフィカト 変ホ長調

2008年12月25日
LeipzigerWeihnachtskantatenHerreweghe.jpg

「J. S. Bach Leipziger Weihnachtskantaten」(Collegium Vocale Gent, Philippe Herreweghe, harmonia mundi FRANCE, HMC 901781. 82)

初演:1723年12月25日(クリスマス)、ライプツィヒ
歌詞;ルカによる福音書1、46−55。第12曲;三位一体の小栄誦。挿入曲用の種々の歌詞
編成;ソプラノ、ソプラノ、アルト、テノール、バス、合唱(ソプラノを分割した5部)、トランペット3、ティンパニ、リコーダー2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音
基本資料;自筆総譜
楽曲構成;
第1曲;合唱(トランペット3、ティンパニ、リコーダー2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、変ホ長調、3/4)
第2曲;独唱(ソプラノ、弦合奏、通奏低音、変ホ長調、3/8)
挿入曲A;合唱;4部、変ホ長調、2/2)
第3曲;独唱(ソプラノ、オーボエ、通奏低音、ハ短調、4/4)
第4曲;合唱(オーボエ2、弦合奏、通奏低音、ト短調、4/4)
第5曲;独唱(バス、通奏低音、変ロ長調、4/4)
挿入曲B;四重唱(ソプラノ、ソプラノ、アルト、テノール、通奏低音、変ロ長調、3/4)
第6曲;二重唱(アルト、テノール、弦合奏、通奏低音、ヘ短調、12/8)
第7曲;合唱(トランペット3、ティンパニ、リコーダー2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、変イ長調ー変ホ長調、4/4)
挿入曲C;合唱(オーボエ2、弦合奏、通奏低音、変ホ長調、4/4)
第8曲;独唱(テノール、ヴァイオリン、ヴィオラ、通奏低音、ト短調、3/4)
第9曲;独唱(アルト、リコーダー2、通奏低音、ヘ長調、4/4)
挿入曲D;二重唱(ソプラノ、バス、通奏低音、ヘ長調、12/8)
第10曲;三重唱(ソプラノ、ソプラノ、アルト、トランペット、弦合奏、ハ短調、3/4;通奏低音なし)
第11曲;合唱(通奏低音、変ホ長調、2/2)
第12曲;合唱(トランペット3、ティンパニ、リコーダー2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、変ロ長調ー変ホ長調、4/4 - 3/4)

今日はクリスマスが初演とされている、「BWV243a マニフィカト 変ホ長調」を聴きます。以前紹介した「BWV243 マニフィカト ニ長調」の初稿です。

クリスマス用の4つの挿入曲(自筆譜では、演奏されるべき箇所を指定したうえで、末尾にまとめられている)を含む。それらはクリスマスの晩課で上演されるキリストの降誕劇の伝統に従うものと考えられる。ただし、初演時に実際舞台で演じられたかどうかは不明。改訂稿と比べるとやや荒削りの感はあるが、楽器の用法、大胆な和声法などの点で、捨てがたい魅力をもっている。なお、挿入曲Dは伝承不完全である。
バッハ事典(東京書籍)

歌詞はルカによる福音書1、46−55(マリアの賛歌)がもとになっています。

◆マリアの賛歌
1:46 そこで、マリアは言った。 1:47 「わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。 1:48 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、 1:49 力ある方が、/わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、 1:50 その憐れみは代々に限りなく、/主を畏れる者に及びます。 1:51 主はその腕で力を振るい、/思い上がる者を打ち散らし、 1:52 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、 1:53 飢えた人を良い物で満たし、/富める者を空腹のまま追い返されます。 1:54 その僕イスラエルを受け入れて、/憐れみをお忘れになりません、 1:55 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、/アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」 1:56 マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。

通常、礼拝では通常、待降節第3主日に使われます。

なお、「BWV243 マニフィカト ニ長調」へ改訂される際には、

・ニ長調へ移調
・リコーダーがトラヴェルソ
・一部ではオーボエからオーボエ・ダモーレへ変更
・4つの挿入曲が削除

されています。

上のバッハ事典(東京書籍)からの引用では、「改訂稿と比べるとやや荒削りの感はある」とありますが、実際に聴いてみると、そんなことは感じられません。マリアが聖霊によって、キリスト・イエスを宿したことを心からつつましい心で喜びに溢れて喜んでいることを見事に唱いあげています

演奏;
ソプラノ;Dorothee Blotzky-Mields, Carolyn Sampson
アルト;Ingeborg Danz
テノール;Mark Padmore
バス;Sebastian Noack

Collegium Vocale Gent
Philippe Herreweghe

トラックバック (2)

このエントリーのトラックバックURL:

この一覧は、次のエントリーを参照しています: BWV243a マニフィカト 変ホ長調:

» BWV110 笑いはわれらの口に満ち ( The Art of Bach )
  「バッハ:カンタータ全集第6巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオ...

» BWV111 わが神の御心のままに、常に成らせたまえ ( The Art of Bach )
  「バッハ:カンタータ全集第6巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオ...

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)