Time Table
カテゴリー
最近のエントリー
最近のコメント
なんとか別リスト
Tag cloud

« BWV507 わが愛する小羊はいずこ | メイン | BWV818 組曲 イ短調(旧稿) »

BWV42 この同じ安息日の夕べ

2008年12月07日

「バッハ:カンタータ全集第3巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト、TELDEC、WPCS-10913/8)

用途:復活節後第1日曜日
初演:1725年4月8日、ライプツィヒ(再演;1731年4月1日、1742年頃)
書簡章句:ヨハネの手紙一、5、4〜10
福音書章句:ヨハネによる福音書20、19〜31
歌詞:作者不詳。第1曲;ヨハネによる福音書20、19。第4曲;J. ファブリーツィウスのコラール「恐るるなかれ、おお小さき群よ」(1635年頃)第1節。第7曲;ルターのコラール「われらに平和を」(1528/29)
編成:ソプラノ、アルト、テノール、バス、合唱、オーボエ2、ファゴット、弦合奏、通奏低音
基本資料:自筆総譜、オリジナル・パート譜
構成:
第1曲:シンフォニア(オーボエ2、ファゴット、弦合奏、通奏低音、ニ長調、4/4)
第2曲:レチタティーヴォ(テノール、通奏低音)
第3曲:アリア(アルト、オーボエ2、、ファゴット、弦合奏、通奏低音、アダージョ、ト長調、4/4 - 12/8 - 4/4)
第4曲:コラール(ソプラノ、テノール、ファゴット、チェロ、通奏低音、ロ短調、3/4)
第5曲:レチタティーヴォ(バス、通奏低音)
第6曲:アリア(バス、ヴァイオリン2、通奏低音、イ長調、2/2)
第7曲;コラール(合唱、オーボエ2、ファゴット、弦合奏、通奏低音、嬰へ短調、4/4)

基本テキスト;
書簡章句:ヨハネの手紙一、5、4〜10

5:4 神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。
5:5 だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。
◆イエス・キリストについての証し
5:6 この方は、水と血を通って来られた方、イエス・キリストです。水だけではなく、水と血とによって来られたのです。そして、メ霊モはこのことを証しする方です。メ霊モは真理だからです。
5:7 証しするのは三者で、
5:8 メ霊モと水と血です。この三者は一致しています。
5:9 わたしたちが人の証しを受け入れるのであれば、神の証しは更にまさっています。神が御子についてなさった証し、これが神の証しだからです。
5:10 神の子を信じる人は、自分の内にこの証しがあり、神を信じない人は、神が御子についてなさった証しを信じていないため、神を偽り者にしてしまっています。



福音書章句:ヨハネによる福音書20、19〜31

◆イエス、弟子たちに現れる

20:19 その日、すなわち週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸に鍵をかけていた。そこへ、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
20:20 そう言って、手とわき腹とをお見せになった。弟子たちは、主を見て喜んだ。
20:21 イエスは重ねて言われた。「あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。」
20:22 そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
20:23 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」

◆イエスとトマス

20:24 十二人の一人でディディモと呼ばれるトマスは、イエスが来られたとき、彼らと一緒にいなかった。
20:25 そこで、ほかの弟子たちが、「わたしたちは主を見た」と言うと、トマスは言った。「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない。」
20:26 さて八日の後、弟子たちはまた家の中におり、トマスも一緒にいた。戸にはみな鍵がかけてあったのに、イエスが来て真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。
20:27 それから、トマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」
20:28 トマスは答えて、「わたしの主、わたしの神よ」と言った。
20:29 イエスはトマスに言われた。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」

◆本書の目的

20:30 このほかにも、イエスは弟子たちの前で、多くのしるしをなさったが、それはこの書物に書かれていない。
20:31 これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。

自筆譜のタイトル表記に、「教会コンチェルタント(コンチェルト・ダ・キエーザ)」と記されています。そのタイトルが示すように、第1曲のシンフォニアは、オーボエ(2本)とファゴットが見事に絡み合い、実に見事な楽章を形成しています。

冒頭の明朗なシンフォニア、緩徐楽章風の第3曲のアリア、そして明るく快活な第6曲のアリアは、協奏曲の要素を多分に含んでいる。実際、シンフォニアと第3曲は、自筆譜が浄書であることなどから、ケーテンないしヴァイマル時代の協奏曲に由来する可能が高いと考えられる。
バッハ事典(東京書籍)

とあるように、楽器の編成は簡素ですが、内容の濃いカンタータとなっています

演奏:
ソプラノ:ウィーン少年合唱団員
アルト:ポール・エスウッド
テノール:クルト・エクヴィルツ
バス:リュート・ファン・デル・メール
ウィーン少年合唱団、ウィーン合唱隊
合唱指揮:ハンス・ギレスベルガー
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
録音:1974−1975年

トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)