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BWV1023 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調

2009年01月24日
BachSchmittA008.jpg

「J. S. バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」(エレーヌ・シュミット、Alpha 008)

成立:1714〜17年、ヴァイマール?
基本資料:同時代の筆写譜(ドレスデン)
楽章構成:
1. (テンポ指定なし)、4/4
2. アダージョ・マ・ノン・タント、3/4
3. アルマンド、4/4
4. ジーグ、12/8

このソナタは、ドレースデン宮廷のコピストによる、1720年代の筆写譜で伝えられている(これは、ザクセン選帝侯の宮廷音楽家たちとバッハの間に、さかんな交流があったことの証拠である)。曲は一応4つの楽章で書かれているが、構成は変則的。最初の楽章は、通奏低音の保続音(オルゲルプンクト)の上でヴァイオリンが華々しい技巧句を演奏するという、オルガントッカータそのままの音楽である。これにはパトスに満ちた緩徐章が続いて、おき補いを形成する。こうした対比的な配列は、ヴァイマル時代初期のチェンバロ用トッカータによく見られるものである。こうした特徴、および前述したドレスデンとの関連から、H. フォークトは、このソナタが1714年〜17年頃にヴァイマルで成立したとする。だとすれば、現存するバッハのソナタ中、これが最初の作品ということになる。
バッハ事典(東京書籍)

第1楽章が実に印象的な曲。引用にあるように、通奏低音の保続音の上でヴァイオリンが物哀しい旋律を奏でます。たしかにオルガン用トッカータそのものという感じです。かなり技巧的な曲です。

エレーヌ・シュミットの美しいバロック・ヴァイオリンの音色が魅力的です

演奏:
エレーヌ・シュミット(ヴァイオリン)
アラン・ジェールヴル(チェロ)
ヤン・ウィレム・ヤンセン(チェンバロ)
録音年月日不明

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