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BWV214 鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ!

2009年01月31日

「J. S. Bach Cantatas Vol. 4」(Ton Koopman, The Amsterdam Baroque Orchestra & Choir, Challenge Classics, CC72204)

機会;誕生日祝賀
初演;1733年12月8日、ライプツィヒ
歌詞;作者不詳
編成;ソプラノ(ベローナ)、アルト(パラス)、テノール(イレーネ)、バス(ファーマ)、合唱、トランペット3、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ2、オーボエ2、オボーエ・ダモーレ、弦合奏、通奏低音

楽章構成;
第1曲;合唱(トランペット3、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、ニ長調、3/8)
第2曲;レチタティーヴォ(テノール、通奏低音)
第3曲;アリア(ソプラノ、フラウト・トラヴェルソ2、通奏低音、イ長調、3/4)
第4曲;レチタティーヴォ(ソプラノ、通奏低音)
第5曲;アリア(アルト、オーボエ・ダモーレ、ロ短調、3/8)
第6曲;レチタティーヴォ(アルト、弦合奏、通奏低音)
第7曲;アリア(バス、トランペット、弦合奏、通奏低音、ニ長調、2/4)
第8曲;レチタティーヴォ(バス、フラウト・トラヴェルソ2、オーボエ2、通奏低音)
第9曲;合唱(トランペット3、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ2、オーボエ2、弦合奏、通奏低音、ニ長調、3/8)

第1曲のダ・カーポ形式で書かれている壮麗な曲、トランペット、ティンパニが印象的なこの曲は、「BWV248 クリスマス・オラトリオ」の冒頭に置かれている祝賀の音楽です。

ザクセン選帝侯妃(兼ポーランド王妃)マリーア・ヨーゼファの誕生日を祝って上演された「音楽劇」。戦いの女神ベローナ、うわさの神ファーマが登場し、それぞれ王妃を讃える(4人の女神は、男女4声部に振り分けられている)。自筆総譜には「1733年12月7日〔上演の前日〕完成」の記入あり。恐らくはツィンマーマンのコーヒーハウスで上演されたと考えられる。
バッハ事典(東京書籍)

この曲の第1、5、7、9曲がそれぞれBWV248 クリスマス・オラトリオの第1、15、8、24曲に転用されています。

祝賀用の音楽だけあって、実に壮麗で華々しいですね。やはり第1曲が印象的。個人的には、第3曲目のベローナのアリアが好きです。「吹け、軽やかに笛を」の歌詞にあわせて、2本のフラウト・トラヴェルソが活躍します。また、第7曲のバスによるアリアも、トランペットとティンパニが華やかに盛り上げ、バスの力強い歌をさらに強めます。
こうした華やかな音楽の演奏は、意外とコープマンの装飾過多でも合うのかもしれませんね

演奏;
ソプラノ;Els Bongers
アルト;Elisabeth Von Magnus
テノール;Paul Agnew
バス:Klaus Mertens
Ton Koopman, The Amsterdam Baroque Orchestra & Choir

録音:Waalse Kerk Amsterdam, 1996年1月

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