BWV544 プレリュードとフーガ ロ短調
2009年01月30日
「バッハ:オルガン作品全集」(トン・コープマン、TELDEC、WPCS11446/61)
成立:1727〜31年頃、ライプツィヒ
基本資料:自筆譜
構成:
ロ短調、プレリュード(6/8)、フーガ(4/4)
ライプツィヒ時代の円熟期に書き下ろされた、数少ないオルガン自由曲のひとつ。自筆譜で伝えられており、そこから、1727〜31年に成立したことがわかる(ただし、ヴァイマル時代の初期稿が存在したとの見方もある)。おそらくドレースデンあたりのオルガン演奏会で披露されたのだろう。
バッハ事典(東京書籍)
いかにもバッハ的な力強く、迫力に満ちたオルガンの大曲。プレリュードは、7部から成る協奏曲風の構成で、印象的な旋律が上ったり、下ったりと自由に動き回ります。フーガは一転してテンポを落としますが、ペダルの低音が動き回り、その上に序々に様々な旋律が動き始めます。ここでも音の様々な上下が見られます。かなり卓越した演奏力が必要とされる感じがしますが、ただの技巧的なだけの曲ではなく、旋律の美しさは見事です
使用楽器:オランダ、マーススライス大教会、ルドルフ・ガレルス制作、1729〜32年

