Time Table
カテゴリー
最近のエントリー
最近のコメント
なんとか別リスト
Tag cloud

« BWV214 鳴れ、太鼓よ!響け、トランペットよ! | メイン | BWV1112 キリストこそ我生命 »

BWV49 われは行きて汝をこがれ求む

2009年02月01日

「バッハ:カンタータ全集第3巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト、TELDEC、WPCS-10913/8)

用途:三位一体節後第20日曜日
初演:1723年11月3日、ライプツィヒ
書簡章句:エフェソの信徒への手紙5、15〜21
福音書章句:マタイによる福音書22、1〜14
歌詞:作者不詳。第6曲;Ph. ニコライのコラール「輝く暁の明星のいと美わしきかな」(1599年)第7節(定旋律=BWV436)
編成:ソプラノ、バス、合唱、オーボエ・ダモーレ、オルガン、ヴィオロンチェロ・ピッコロ、弦合奏、通奏低音
基本資料:自筆総譜、オリジナル・パート譜
構成:
第1曲:シンフォニア(オーボエ・ダモーレ、オルガン、弦合奏、通奏低音、ホ長調、3/8)
第2曲:アリア(バス、オルガン、通奏低音、嬰ハ短調、3/8)
第3曲:レチタティーヴォとアリオーソ(バス、ソプラノ、弦合奏、通奏低音)
第4曲:アリア(ソプラノ、オーボエ・ダモーレ、ヴィオロンチェロ・ピッコロ、通奏低音、イ長調、4/4)
第5曲:レチタティーヴォ(ソプラノ、バス、通奏低音)
第6曲;二重唱(ソプラノ、バス、オーボエ・ダモーレ、オルガン、弦合奏、通奏低音、ホ長調、2/4)

基本テキスト;
書簡章句:エフェソの信徒への手紙5、15〜21

5:15 愚かな者としてではなく、賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。
5:16 時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。
5:17 だから、無分別な者とならず、主の御心が何であるかを悟りなさい。
5:18 酒に酔いしれてはなりません。それは身を持ち崩すもとです。むしろ、霊に満たされ、
5:19 詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。
5:20 そして、いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい。

◆妻と夫

5:21 キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。。



福音書章句:マタイによる福音書22、1〜14

◆「婚宴」のたとえ

22:1 イエスは、また、たとえを用いて語られた。
22:2 「天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。
22:3 王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。
22:4 そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。『招いておいた人々にこう言いなさい。「食事の用意が整いました。牛や肥えた家畜を屠って、すっかり用意ができています。さあ、婚宴においでください。」』
22:5 しかし、人々はそれを無視し、一人は畑に、一人は商売に出かけ、
22:6 また、他の人々は王の家来たちを捕まえて乱暴し、殺してしまった。
22:7 そこで、王は怒り、軍隊を送って、この人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。
22:8 そして、家来たちに言った。『婚宴の用意はできているが、招いておいた人々は、ふさわしくなかった。
22:9 だから、町の大通りに出て、見かけた者はだれでも婚宴に連れて来なさい。』
22:10 そこで、家来たちは通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めて来たので、婚宴は客でいっぱいになった。
22:11 王が客を見ようと入って来ると、婚礼の礼服を着ていない者が一人いた。
22:12 王は、『友よ、どうして礼服を着ないでここに入って来たのか』と言った。この者が黙っていると、
22:13 王は側近の者たちに言った。『この男の手足を縛って、外の暗闇にほうり出せ。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。』
22:14 招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」

ソプラノとバスによる二重唱カンタータ。第1曲目は、「BWV1053 チェンバロ協奏曲 第2番 ホ長調」の第3楽章の転用です。オルガンがチェンバロの代わりに独奏楽器となっています。

第3年巻に散見される「宗教的ディアローグ」のひとつで、マタイ伝における「王の婚宴」を背景とし、雅歌の表象を借用しつつ、イエス(バス)と魂(ソプラノ)の霊的な愛の交流を描く。
バッハ事典(東京書籍)

一曲目のシンフォニアが印象的なカンタータ。上述のようにチェンバロ協奏曲2番からの転用ですが、ここではオルガンが独奏楽器となっています。オーボエ・ダモーレとともに、印象的な旋律を描く様は見事です。全体を通して、オルガンが効果的に使われています。
第4曲目のアリアで、ヴィオロンチェロ・ピッコロをアーノンクール自らが弾いています。
ソプラノ、バスだけで歌われますが、実に生き生きとしていて、力強く歌われています

演奏:
ソプラノ;ペーター・イェーロジッツ(ウィーン少年合唱団員)
バス:リュート・ファン・デル・メール
ウィーン少年合唱団、ウィーン合唱隊
合唱指揮:ハンス・ギレスベルガー
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
録音:1974−1975年

トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL:

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)