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BWV833 第3施法によるプレリュードとパルティータ ヘ長調 (偽作?)

2009年06月06日

「JOHANN SEBASTIAN BACH KEYBOARD WORKS (COMPLETE)」(BRILLIANT、92217/8)

成立;1707/08年以前
基本資料;『メラー手稿集』
楽章構成;
1. プレリュード、アンダンテ、3/2
2. アルマンド、4/4
3. クーラント、3/4
4. サラバンド、3/4
5. ドゥーブル、アレグロ、3/4
6. エール、アレグロ、3/4

『メラー手稿集』によってのみ伝承される初期作。偽作とする説もある。
バッハ事典(東京書籍)

アルマンド、クーラントでは、同じ音が繰り返して演奏され、それがちょっとしたアクセントになっています。6つの楽章から成っていますが、それぞれの楽章が短く、小品といった感じを受けます。
エールは、明るい雰囲気が特徴的。バッハ事典(東京書籍)によれば、「快活なエールはほとんど2声で書かれ、低音パートには数字が付記されている。」とのこと

演奏:Christiane Wuyts
使用楽器:Henri Hemsch, 1754
録音:1988, Digipro, Brussels, Belgium

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コメント (2)
» 投稿者: ogawa_j

「メラー手稿」がバッハの長兄ヨハン・クリストフ・バッハによって作製された事が明らかになり、この作品がそのヨハン・クリストフによって書き込まれていることから、バッハの真作であることが確実であると考えられるようになっています。この「メラー手稿」の作製者が解明される前に刊行された新バッハ全集第V部門第10巻の校訂報告書でも、その様式分析によって、バッハの作と判断されています。ですから、バッハの作でないという説は、根拠がないと言えるでしょう。
 バッハの初期の作品については、その成立過程やどの作品が真作かなど、まだまだ解明されていない点が多くあります。「私的CD評」で次回この問題を取り上げるつもりです。

» 投稿者: くらんべりぃ

コメントありがとうございました。
先ほど、記事を読ませていただきました。実に興味深い内容ですね。

300年程前の時代のことですが、地道な研究から、こうしてどんどんと明らかになっていくのですね。

このブログでは、バッハ事典を参考に成立や真作・偽作などを判断しているのですが、この本自体も最近の説を取り入れて、改訂をして欲しいと思います

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