ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるブランデンブルク協奏曲を聴く

「ブランデンブルク協奏曲(全曲)」(ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、Sdg、SDG707)
「演奏しない」指揮者であるガーディナーが「ブランデンブルク協奏曲」というと不思議な感じがしますが、まぎれもなく「ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ」によるもの。解説の中で、ずっとこの曲を録音したかったのだが、指揮者がこの曲でやれることはなんだろうか?といった趣旨のことを書いています。実際のところ、古楽での演奏では、いわゆる「指揮者」をおいてこの曲を演奏することはあまりないような気がします。ガーディナーは「第1曲と第2曲」で指揮をしています。この二つの比較的規模の大きな曲では、全体を統率する「演奏しない」役割のものがいてもいいだろう、と考えているようです。
演奏は、ガーディナーらしい、実にドライブ感のある、スリリングな演奏。特に彼が指揮している第1、2曲ではそれが顕著に表れています。「小気味いい」演奏です。
録音;
第1−4、6番;2009年1月10−12日(パリ、Cite de la Musique)
第5番;2009年4月13日(ロンドン、Cadogan Hall)
(余談)
ちょうど1週間前に引っ越しをしたのですが、部屋が広くなったこともあり、オーディオ・セットを新調しました。
スピーカー;QUAD PRO-63
プリアンプ;music referense RM-5 MK-II
パワーアンプ;QUAD606(後期型)
レコードプレーヤー;DENON DP-6000
CDプレーヤー;Marantz SA-15S2
という組み合わせ。スピーカーがQUADのコンデンサ型。新しいESL 2805や2905も聴いたのですが、低音が出るようになった分繊細さを失ってしまったので、古い型のものをオーバーホールしてもらいました。実家の父が持っているので、音の性格についてはよく知っていました。その繊細さがちょうど古楽を聴くのにはいいなと思った次第です。日曜日に届いたのですが、ぼちぼちとエイジングしつつ、音を楽しんでいます。
プリアンプもかなり古いものです。管球式ですが、まだCDが出ていない時代のものですので、セレクタに「CD」というものがありません(笑)。パワーアンプは(予算の都合で)今回はQUADのトランジスタを選びました。レコードは実家の父が、「もうレコードを聴かないからお前にプレーヤーごとやる」と言ってくれたもの。
と書くとレコードプレーヤーだけ父からもらったように聞こえますが、実際はスピーカーとCDプレーヤー以外は父から譲り受けたもの。スピーカーを選んでから、毎週日本橋のオーディオ・ショップにアンプを選びに行っていたのですが、それを聞いた父が自分も新しいものが欲しいと思ったらしく、わたくしに自分の持っていたものを譲ったというわけです。CDプレーヤー以外は実家で父が使っていたのと全く同じわけですが、部屋の大きさや床(畳かフローリングか)が違うので、響き方、鳴り方が異なっています。もちろん元々持っている繊細な部分には変わりはありません。
念願のいい音で音楽を聴く環境に入ることができました。予算の都合もあるので、まだまだなところはありますが、独りで楽しむには今のところ充分です


QUADを中心としたオーディーシステム拝見しました。私自身は持った事がないのですが、以前からずっと今日もを持っていたブランドです。以前としてコンデンサー・スピーカーにこだわっている姿勢に感服しています。時々行く東京の有楽町にある喫茶店に古いQUADのプリアンプとパワーアンプが置いてあります。実際に店にいる人は良く知らない様で、オーナーの趣味のようですが、主としてジャズが流れています。私はTANNOYのスピーカーを永年所有しています。数年前にエッジと共にウーファーのコーンを交換して、一生もののつもりです。
ところで、ブラウザーの下の帯に流れる「遠山の金さん」のネタは、クランベリーさんの仕掛ですか?
コメント時刻: 2009年11月28日 17:46
コメントありがとうございます。
TANNOYですか。すごいですね。かなり昔に父が使っていました。オートグラフではなかったですが。色々と試行錯誤して、QUADに辿り着いたようで、わたくしが音楽に強く興味を持つようになってからは、そのサウンドをずっと聴いてきたので、違和感のない音です。
マーラーなどを聴くには低音が物足りないですが、わたくしが聴く分野ではちょうどいいと思っています。古楽器の柔らかい音や、声楽などではその繊細さが素晴らしく生きてきますからね。
かなり高額な買いものでしたが、「一生もの」のつもりです。
湿度に弱かったり、メンテナンスなどに結構お金のかかる子なのですが、その音作りのよさを知っているので、他のスピーカーを選ぶ考えはありませんでした。
「遠山の金さん」ですが、わたくしの仕業です。仲間由紀恵さんが主演のドラマ「TRICK」に出てくる台詞です。彼女の寝言なのですよ。面白いと思ったので、さりげなく宣伝してみた次第です。
やり方は簡単で、
というスクリプトを、ブログのメインページに貼付けているだけです
コメント時刻: 2009年11月28日 18:23