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BWV100 神なしたもう御業こそ いと善けれ

2010年01月03日

 

「バッハ:カンタータ全集第6巻」(ニコラウス・アーノンクール、グスタフ・レオンハルト、TELDEC、WPCS-10931/6)

用途:不明
初演:1734年?
歌詞;S. ローディカストの同名コラール(1674)第1〜6節(定旋律=BWV250)。
編成:ソプラノ、アルト、テノール、バス、合唱、ホルン2、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ、オーボエ・ダモーレ、弦合奏、通奏低音
基本資料:自筆総譜、オリジナル・パート譜
構成:
第1曲:合唱(ホルン2、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ、オーボエ・ダモーレ、弦合奏、通奏低音、ヴィヴァーチェ、ト長調、2/2)
第2曲:二重唱(アルト、テノール、通奏低音、ニ長調、4/4)
第3曲:アリア(ソプラノ、フラウト・トラヴェルソ、通奏低音、ロ短調、6/8)
第4曲;アリア(バス、弦合奏、通奏低音、ト長調、2/4)
第5曲;アリア(アルト、オーボエ・ダモーレ、通奏低音、ウン・ポコ・アレグロ、ホ短調、12/8)
第6曲;合唱(ホルン2、ティンパニ、フラウト・トラヴェルソ、オーボエ・ダモーレ、弦合奏、通奏低音、ト長調、4/4)

今日聴くのは、このところ続けて聴いているローディガストの同名コラールに基づくコラール・カンタータです(昨日聴いた「BWV98 神なしたもう御業こそ いと善けれ」「BWV99 神なしたもう御業こそ いと善けれ」を参照)。

S. ローディガストのコラールによる3曲のカンタータ(他にBWV98、99)中、最後の作品。コラール・カンタータ様式によること、冒頭楽章がBWV99第1曲の転用であることなど、BWV99と共通する特徴を備えているが、こちらはコラールをそまま歌詞にとった、いわゆる全詩節コラール・カンタータである。
バッハ事典(東京書籍)

このカンタータの中間楽章は二重唱もしくはアリアで構成されており、レチタティーヴォが掛けているという変わったカンタータです。第1曲は、昨日聴いた「BWV99 神なしたもう御業こそ いと善けれ」の第1曲のところで触れましたが、その転用です。ホルンとティンパニが加わっているために、かなり華やかな印象があります。
第2曲の二重唱は、実に美しい。通奏低音だけの簡素な作りですが、それに支えらてアルトとテノールの美声がこだまします。
終結コラールの音楽は、「BWV75 乏しき者は食らいて」からの転用となっています。第1曲と同じく、明るい雰囲気の楽曲です。ここでも「喜び」を感じます


ソプラノ;デートレフ・ブラチュケ(ハノーファー少年合唱団員)
アルト;ポール・エスウッド
テノール;クルト・エクヴィルツ
バス;マックス・ファン・エグモント
ハノーファー少年合唱団(合唱指揮;ハインツ・ヘニヒ)
コレギウム・ヴォーカレ(合唱指揮;フィリップ・ヘレベッヘ)
レオンハルト合奏団
録音:1977−1980年

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