BWV923 プレリュード ロ短調(偽作?)
2010年02月27日
「JOHANN SEBASTIAN BACH KEYBOARD WORKS (COMPLETE)」(BRILLIANT、92217/22)
成立;不明
基本資料:1725年頃の筆写譜(14小節の断片)、18世紀後半の筆写譜
ロ短調、4/4
走句と分散和音を連ねた、もっぱら即興風の楽曲(4/4)。1826年にベルリンで出版された楽譜では、ヒエローニュムス・パッヘルベル(ヨーハン・パッヘルベルの息子)の作となっている。なお、「J. S. バッハによるチェンバロのためのトッカティーナ」と題する19世紀の手稿譜に、その第3部としてイ短調の異稿(BWV923a)が含まれているが、これは確実に偽作である。
バッハ事典(東京書籍)
ぼちぼちと聴いている「偽作、もしくはその疑いのある作品シリーズ」。
引用にあるように、「走句と分散和音を連ねた、もっぱら即興風の楽曲」という表現がぴったりですね。どこか「BWV903 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調」に似た雰囲気を感じます
演奏:Christiane Wuyts
使用楽器:Henri Hemsch, 1754
録音:1988, Digipro, Brussels, Belgium

