- 2008年12月10日 18:55
- classical
「ベートーヴェン《テンペスト》&シューマン《幻想曲》」(イリーナ・メジューエワ、若林工房、WAKA-4104)
散々クラシックのピアノなんて大嫌い、と書いておきながら、さりげなく買っているピアニストがいる。それが今回紹介するイリーナ・メジューエワだ。
何年か前にコンサート(クイケン・アンサンブルだったと思う)に行った時に、どさっともらったパンフレットに、彼女のリサイタルの予告が書かれてあった。その時に載っていた写真を見て、
「あ、タイプ」
と思った。それだけで、苦手なピアノのアルバムに手をのばしたのだ。簡単に言えば、単なる下心(?)で買ったというだけの話し。リサイタルには行かなかったけれど、時折CDショップで彼女のCDを見かけたら、なんとなく買ってしまう。
と間抜けなことを書いてしまったけれど、実は彼女の演奏を結構気に入っている。ピアノについては、あまり技巧的にどうこうといういことはわからないのだけれど、聞いた感じでは、そういうところで演奏している、勝負しているわけではない気がする。
自分ならこういう感じで弾こう
自分の感覚なら、こういう感じがいいと思う
そういう感じで弾いている。人に聞かせよう、とかそういう次元からかけ離れている。ピアノが好きで、弾いてる。そんな感じを強く受ける。そこがなんだか微笑ましい。
いかにも女性らしい感じがする演奏だと思う。クラシックのピアノ演奏は本当に苦手で、滅多に聴くことがないのだが、こういう演奏なら比較的聞くことができるな・・・
そういうのも彼女の魅力なのだろう。
収録曲は以下の通り;
ベートーヴェン;ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2 《テンペスト》
シューマン;幻想曲 ハ長調 作品17
録音:2002年10月23〜24日&2004年6月18日
新川文化ホール
彼女は日本に在住しており、歌舞伎など日本の文化にも詳しいらしい。
と、ピアノを聞くなどと、本来の自分ではない姿を見せてしまったが、実は、最近このブログにコメントをいただいた「クラシックをipodで聴こう」さんの「ショパンピアノ作品集(幻想ポロネーズ他) メジューエワ」を読んで、触発されたのだ。なんだか人にすぐ感化されるわたくし・・・
なにはともあれ、彼女はいいピアニストだと思います
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